インターナショナルスクールに入れてあげたかったなというのは、お前たちに悪いことをしたなと思うことの一つ。
今となっては、言葉の壁が大きすぎて転校させることはできないけど、社会人になるまでに一度は日本以外の教育を体験してもらいたい。
ともあれ、今の(特に公立の)学校教育は、あなたが才能を伸ばすのに制限をかけると思っている。
今の世界で重要なことはなんだろう。
間違いを避けるために新しいこと、他人と違ったことをしない人よりも、うまくいかないかもしれないけど新しいことに挑戦する人に、より多くの報酬が与えられているようだ。
より多くの報酬をもらっているということは、より多くの人から必要とされていること。
世界的なIT起業をまとめてGAFA(Google、Amazon、Facebook、Apple)やGAFAM(GAFA + Microsoft)というけど、どれも新しいことをやって、創業者が1代で大きく育てた起業ばかりだ。
だから、今の時代では、間違いを避けるために新しいこと、他人と違ったことをしない人より、うまくいかないかもしれないが新しいことに挑戦する人が求められている。
しかし、多くの人は間違いをさけようとし、他人と違ったことをしないようにしている。なぜだろうか。
一因として、今の学校教育があるのかもしれない。
今の学校教育の基礎が作られたときの社会は、重要とされたものが今と違うと思う。
その当時は、工場労働者や軍人といった、間違ったら死につながる恐れのあった職業をうまく回す必要があった。
それに合わせてデザインされた学校教育は、間違うことがないように訓練を受ける。同じことを正確に繰り返すことができるように訓練される。
その結果、子どもたちは間違いを侵さないように保守的になってしまうのではないだろうか。
今の時代、間違ったら死につながる仕事より、人々の生活をより良くするためのものを作り出す仕事のほうが、より必要とされている。
何かを作り出す仕事は、間違いを恐れて新しいことをしないでいては何も生み出せない。むしろ、間違ってもいいから新しいことに挑戦することが必要だと思う。
問題の責任をなにかのせいにして被害者面するつもりはないけど、こういう考えもあるんだなと知って、自分はどうかなということを考えるきっかけにしてほしい。
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