サイト内検索

最新の投稿

あおいくま と あいさつ

「あおいくま」は、まめちゃんが小学5年のときの道徳の資料「あいさつって、すごか」にかかれていたお話で、このお話はコロッケさんの子どものときの話でした。 「あおいくま」はコロッケさんの家の壁に張られていた標語

2020年7月10日金曜日

トイレは大丈夫ですか?

子どもの時間軸は大人と違う。
車で高速道路を走っていてSA・PAが近づいたときに、大人は「子どもはトイレに行きたがるかな?」と想像し、「もう少しで止まれるけど、トイレは大丈夫?」と聞くことは多いと思う。
大人:もう少しで止まれるけど、トイレは大丈夫?
子ども:うん。大丈夫。行きたくない。

大人は安心してSA・PAを通り過ぎると、途端に、
子ども:トイレに行きたい!
大人:さっき行きたくないって行ってたじゃん。通り過ぎてしまったよ~。
子ども:漏れる~。

という会話が発生することも多いと思う。
これが大人相手の会話であれば、このタイミングで行かないとしばらくは行けなくなることが分かっているので、先を見越した上で、行く・行かないを考えて回答するので、問題にはならない。
しかし、子どもは文字通り、今この瞬間にトイレに行きたいかどうかを答えているので、大人の思いとはズレが発生している。

この場合のより良い質問の仕方は「今から30分間、トイレは大丈夫?」。
これであれば、子どもは30分間我慢できるかを考えるので、、大人の期待している意味での回答が出てくる。

この例は、1シーンでの具体例であるが、会話の中には言外の暗黙の仮定があるので、大人同士の会話においても、暗黙の仮定が共有されているかを確認しておかないと、意思疎通ができなくなるので注意。

0 件のコメント:

人気の投稿