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あおいくま と あいさつ

「あおいくま」は、まめちゃんが小学5年のときの道徳の資料「あいさつって、すごか」にかかれていたお話で、このお話はコロッケさんの子どものときの話でした。 「あおいくま」はコロッケさんの家の壁に張られていた標語

2017年10月20日金曜日

守破離 - 基本動作もできないのに「自分で考える力」を求めても意味がない。

新しい物事を学ぶときに、日本で昔から言われる守破離。
自分は今どの段階にいるのだろうか?
守の段階にいるのであれば、「お前の意見は関係ない。どう思おうと関係ない。いわれたことを、言われたとおりにできるようになるまで、文句を言わずにやれ」と思って、ひたすら師の言葉通りにやってみよう。

かつての教育は、暗記が主力でした。
今はゆとり教育が始まって、「自分で考える力」が求められ始めています。
最近は、アクティブ・ラーニングということも始まっています。

しかし、基礎がないのに、何を基準に自分で考えられのでしょうか?
まずは基礎となる部分を暗記してください。
暗記で引き出しを増やすことで、初めて意味のあることを考えられるようになると思います。

学問も武道と同じで、基本動作が無意識にできる段階になるまでは反復練習を、文句を言わずにやる必要があります。
基本動作に意識を使わなくてよくなって、初めて意識を他の(意味のある・新規の)分野に向けることができます。

まずは、基本動作ができるようになるまで、「やれ!」です。
基本動作が無意識にできるようになった段階で、その基本動作の意味を考え、試行錯誤をする。場合によってはやめるのもいいでしょう。
しかし、基本動作ができもしないのに、そんなことに意味があるのかを考えても、それは合理的でもなんでもなく、物事から逃げているだけだと思います。

基本ができるようになって初めて、思考する価値のある問題に注力できるようになる。

2020年9月5日 追記
たまちゃん、最近、空手の型について、説明しながら実演してくれるようになりましたね。
以前は、先生に言われるがままやっているだけで、その動作の意味については分かっていませんでした。
そのころは、ひよこが親鳥について歩くかのごとく、可愛らしい動作だと思っていましたが、今はすっかりたくましくなって、「突きが来たのを、この手でこう止めて、次にこうやって攻撃する」という感じで実演してくれます。(「上段の突きをして来てみて」と言われても、父ちゃんにはできませんが。)

これは基本動作の基本ができるようになったから、次の段階として、基本動作の意味を教えてもらえるようになったということです。
まだまだ、基本動作の鍛錬をして、無意識に体が動くようになるまで繰り返し練習をしてください。

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