サーカスの象は、ロープで杭につながれてじっとしている。
杭を引っこ抜くだけの力を持っているのに、なぜその力を発揮して逃げ去らないのだろうか?
答えは簡単。
「自分にはたいした力がない」と思い込んでいるからだ。
象は子供のころ、鎖で杭につながれて毎日を過ごす。
小さいのでたいした力がなく、杭を引っこ抜くことができない。
象は大きくなってからも、その思い込みにとらわれ続ける。
大きな象にとって、杭を引っこ抜くくらいたやすいはずだ。
しかし、象は「自分にはたいした力がない」と思い込んでいるから、何もせずにじっとしている。
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